“PLAY TRUE リレー” は、東京2020のレガシー事業の一環として、国や競技、世代の異なる様々なアスリートたちが参加する、「スポーツのTRUTH」を世界、未来へつなぐプロジェクトです。
アスリートが、スポーツや人生を通して大切にしている自分自身の中にある「TRUTH」を、世界で1つの「巻物」に込め、メッセージのリレーとして、世界へ、未来へとつなぎます。
Truth 30
スポーツは何といってもフェアプレーが基本。たとえばドーピングは、フェアプレーの精神、スポーツパーソンシップに反する最も卑怯な行為。たとえ不注意であっても、判断を間違えたということであっても、もしアンチ・ドーピング規則違反を行ったということになれば、アスリート自身が自己責任を負わなければなりません。
Truth 29
スポーツの最大の価値とは、自分のベストを尽くすこと。そして、チームスポーツであるサッカーにおいては、仲間と協力し合って共に戦うと同時に、相手と競争すること。それこそが、僕がこれまでの経験を通して得た大きな教えです。
Truth 28
ひたむきな努力は人に成功をもたらしてくれますが、「成功」という言葉が持つ意味は、人によって違います。これが、私がスポーツによって得た学びです。
Truth 27
スポーツには、信じられないような素晴らしい瞬間がたくさんある反面、身体的にも精神的にも本当に厳しい時もある。私が子どもの頃からいろいろなスポーツに親しんで学び、両親からの教えであったことは、チャレンジしたいことがあったらまず実際にやってみること、そして目標を達成するまでやり抜くことです。
Truth 26
スポーツは、ありのままの自分に自信をもたせてくれます。私はスポーツを通して、自分には人と違う唯一無二の特徴があり、私自身の特徴を活かしていけばいいのだと思えるようになったのです。世界の人々は、みな違う。民族も、宗教も、障がいも様々で、みな違う-そう思える自信を持てました。
Truth 25
5歳から29歳で引退するまで、私は24年間ずっと、体操という一つの競技に打ち込みました。その中で学び、信念となったのが、「専注」と「堅持」、この二つの言葉です。中国語でいう「専注」とは、一つのことに全力を注ぐということ。二つめの「堅持」は、最後までやり通すという意味です。
Truth 24
私が競技生活を通じて学んだこと。それは、自分に打ち克つマインドです。オリンピック初出場を目指していた頃、私は世界の誰よりもハードだといえる、自分の限界を超えるトレーニングをしていましたが、コーチからは「なぜもっとやれないのか?」と言われ、逆に「やってやろうじゃないか」という気持ちになり、自身の限界をさらに超えられるのだと信じることができました。
Truth 23
東京2020オリンピック競技大会は、スポーツクライミングが正式種目となって初めてのオリンピックです。その記念すべき大会への出場が決まり、とても嬉しく感じる反面、正直なところ、まだ実感がありません。この喜びをかみしめるまでには、もう少し時間がかかるかもしれません。
Truth 22
11歳でテニスを始め、これまでいろいろな人と出会い、その人それぞれの素晴らしいところにたくさん触れてきました。プレースタイルにしても、人としても、いろいろな人の良いところを少しずつ自分のものにして、それを全部集めたのが自分でありたいと思っています。
Truth 21
スポーツとは、それ自体がユニークなもの。世界中の誰もが理解でき、気持ちを分かち合える共通言語のような存在 – それがスポーツ。スポーツへの関わり方は人によって異なり、自身が競技に参加することもあれば、サポーターとして地元のサッカーチームを熱烈に応援することもあるでしょう。
Truth 20
2007年、私は大阪で開催された第11回世界陸上競技選手権大会に三段跳のスロベニア代表として出場し、5位に入賞しました。ところが、その時に採取されていた検体の再分析によって、2015年、2017年の2度にわたり、上位でメダルを獲得した選手のアンチ・ドーピング規則違反が発覚し、私が繰り上げで銅メダルを授与されることになりました。
Truth 19
私はスポーツから、トレーニングの大切さや、自分自身を律するということ、強い気持ちによって逆境を乗り越え、挑戦していくということを学びました。あきらめるということは、決して夢を実現する助けにはならず、あきらめない限り失敗は失敗ではないということも学びました。
Truth 18
自分に対して誠実であれば、成功と呼べる結果を残すことができる ― それが、スポーツが私に教えてくれたことです。スポーツでは、その人の誠実性も嘘も、そのまま結果に反映されます。
Truth 17
16歳の時からアスリートとして生きてきた私は、人生に必要な多くのことをスポーツから学びました。誰でもスポーツを通してモチベーションについて学び、目標を設定することについて学びます。大局的に考えること、専心すること、チームと一緒に取り組むこと、勝ち負けを経験すること。
Truth 16
BMXには、一般的なスポーツと違って、全世界共通の『BMXカルチャー』があります。BMXに乗ることも見ることもたのしくて、先輩も仲間も皆でたのしんでやっています。
Truth 15
ちょうど2014年ソチオリンピックの前後から感じ始めたこととして、『人生はプラスマイナスゼロ』だということがあります。人生はプラスとマイナスが交互に訪れ、良いことの後に悪いことがあり、悪いことの後に良いことがある。
Truth 14
私には、眼皮膚白皮症という病気のため、生まれつき視覚に障がいがあります。ただ、私の両親は決して自分の障がいをスポーツに参加しない言い訳にさせてくれませんでした。
Truth 13
私はこれまでレスリング一筋の人生を歩んできました。元レスリング選手の父が引退後に指導者として活動していたことと、その影響で2人の兄がすでにレスリングをやっていたこともあり、私は物心ついた頃にはすでにレスリングを始めていました。
Truth 12
情熱を持って何かに打ち込むためには、そこに楽しみや喜びを見いださなくてはなりません。物事に打ち込む情熱は、楽しむ心から湧き出てくるものだからです。
Truth 11
リオデジャネイロ2016オリンピック大会での金メダル獲得から半年ほどたった今、落ち着いて振り返ると、あきらめないで頑張ってきて本当によかったなと改めて思います。
Truth 10
初めて雪の上を滑ったのは、2017冬季アジア札幌大会スノーボード回転の競技本番4日前のことです。『スポーツのチカラ』は、これまで雪を見たことがなかった僕を、札幌の雪の世界へいざなってくれたのです。
Truth 09
スポーツは、私にとってパワーの源です。スポーツは、チャレンジする勇気を与えてくれます。障がい者スポーツは、社会を動かす原動力になります。
Truth 08
今の僕にとって水泳は全てです。これまでの14年の人生の7割近くの時間打ち込んできたことですから。そうですね、僕にとっても同じです。水泳は僕の全てです。
Truth 07
私には右腕がありません。それは身体的な障がいではありますが、弊害ではありません。障がいを妨げとするか否かは、個々のとらえ方に委ねられることだと思います。
Truth 06
僕たち人間は、皆それぞれ、神から与えられた何か一つの才能に秀でているものだと思います。僕が授かったのは『走る才能』です。それを与えてくれた神に感謝し、大きな喜びを感じながら、そして、エスペランサ(希望)を持ち続け、僕は今を走っています。
Truth 05
“いつも空の一番高いところにある雲を目指そう。そうすれば、もしそこに手が届かなかったとしても、高峰の頂に立つことはできる。そこから一番高い雲はそう遠くないはずだ。” これは古くから伝わるマオリ族の格言で、アスリートとして自分の礎になっている言葉です。
Truth 04
スポーツ。そこにはたくさんのチャレンジがあります。自身の最善を尽くす過程で、決して避けては通れない困難があります。
Truth 03
スポーツは多くのことを教えてくれます。勝ったときの喜びからも、負けたときの悔しさからも学ぶことはたくさんあります。苦しいトレーニングから得ることは、技術の進歩だけでは決してありません。
Truth 02
バレーボールをするうえで私が一番心がけていることは、『怖がらない』ということ。ミスを恐れず果敢にプレーする姿勢を保つために、私は、どんな状況下でも常に笑顔で、ポジティブな気持ちでプレーするよう心がけています。
Truth 01
スポーツにおける制限は「ルール」です。ハンマー投げではサークルの大きさやネットの間口などが、すべて決められています。「その制限のなかで何ができるか?」を、アスリートは自らに問いかけ、「どうしたら遠くへ投げることができるのか」を考え、トレーニングから試行錯誤を繰り返す。