PLAY TRUE 2020 WEEK
第10回アジア・オセアニア国際アンチ・ドーピングセミナー
主催
2016年12月7日~10日、アジア・オセアニア国際アンチ・ドーピングセミナーを開催。記念すべき10回目となる本セミナーを”PLAY TRUE 2020 Week”と称し、2017年冬季アジア競技大会の開催地である北海道札幌市において実施。
後援:
・独立行政法人日本スポーツ振興センター
・筑波大学/TIAS(Tsukuba International Academy for Sport Studies)
・公益財団法人日本オリンピック委員会
・公益財団法人日本パラリンピック委員会
・アジアパラリンピック委員会
・一般財団法人嘉納治五郎記念国際スポーツ研究・交流センター
・iNADO(Institute of National Anti-Doping Organisations)
協力:
・外務省
・札幌市
・第8回札幌アジア冬季競技大会組織委員会
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2015年世界アンチ・ドーピング規程のモニタリングと効果的な実行を、
パートナーシップを通して考える
31ヶ国、60名以上のアジア・オセアニア地域のアンチ・ドーピング担当者や、WADA、JADA、アジアパラリンピック委員会(APC)のアスリート委員会も参加。
WADAの、2015年世界アンチ・ドーピング規程のコンプライアンスやモニタリング、そしてインテリジェンスについての総会講演後、グループディスカッションにおいて、その実効性と質の確保について、各国の参加者が意見を交換した。
2日目はWADA、JADA、APCのアスリート委員も交え、アスリートやユース世代に対する「スポーツの価値」に基づいた教育活動の推進について、これまでの経験を共有すると共に、他団体とのパートナーシップの有用性やその課題について議論した。
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スポーツの価値を考え、発信するワークショップ“Leaders of Tomorrow”
:札幌の高校生が参加!
3日目は、札幌平岸高校と札幌清田高校の生徒も参加し、ワークショップ”Leaders of Tomorrow”を開催。
午前中は、札幌平岸高校から「アンチ・ドーピングを広げるための企画提案」、札幌清田高校からは「日本の高校生が考えるスポーツの価値 “Go Beyond”」についてのプレゼンテーション。
午後は、スポーツの価値を基に、「New MO!」という新しいスポーツのルールを皆で作っていくプログラムを体験。ルール作りの後には、高校生、アスリート、セミナー参加者の全員でスポーツの価値を未来につなぐためのメッセージを作成・発表した。
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社会へのPLAY TRUEの発信:
スポーツの価値を通した社会づくり、未来づくり
鈴木大地 スポーツ庁長官、秋元克広 札幌市長、鈴木秀典 JADA会長より、”PLAY TRUE Sapporo”というタイトルで、クリーンスポーツの実現や、スポーツの価値を通した未来のリーダー育成、社会づくりについてスピーチ。
WADA、JADA、APCのアスリート委員や札幌ゆかりのアスリート、札幌平岸高校、札幌清田高校も参加し、様々な立場と視点から、アンチ・ドーピングを通してスポーツの価値を未来へつなぐことの重要性を発信した。